相続登記と言えば、司法書士の先生に相談しながら作業するのがおすすめです。日頃不動産手続きにあまり馴染みのない人が一人で作業しようとすると、何から始めたら良いのか分からず苦労してしまうかもしれません。その点司法書士の先生であれば日頃から不動産登記を仕事で取り扱っているので、相続登記に関しても豊富な経験と知識を保有しているので安心して任せられるでしょう。仕事や家事、育児などで忙しくなかなか作業時間が確保できないという人にとっても、非常に心強い味方となってくれるかもしれません。

そもそも相続登記とは、相続によって土地の所有者や担保に関する権利関係が変わったことなどを、不動産登記簿謄本上に正確に記載しておくために欠かせない手続きのことを指します。現在は義務化されていないため相続が発生してもそのまま不動産を放置してしまっている人も多いとされていますが、法改正により2024年4月1日から相続登記が義務化されることが蹴ってしました。過去の相続に対しても効力を発揮する法改正なので、何か不安なことがある人は早めに司法書士に相談しておくのがおすすめです。司法書士に相続登記を依頼した場合、対価として報酬を支払う必要があります。

60、000円前後で引き受けてくれる事務所が多いですが、案件の内容によっても金額が異なるため最初によく確認しておきましょう。費用は掛かっても必要書類の準備や手続きのサポートをしてくれるので非常に価値があります。